top of page
東急、といえば。
高級住宅街の代表格、田園調布
ギャルの聖地として一斉を風靡したShibuya109
白昼強盗に例えられた五島慶太
さまざまな事物が思い浮かぶかと思います。
でも
イメージだけで語ってしまっていませんか?
渋谷がなぜ流行の発信地になったのか
田園調布はなぜ高級住宅街であり続けたのか
中目黒にはなぜ桜が植えられたのか
日吉にはなぜ学生街になったのか
その答えを求めたのが、今回の本です。
東急について語る多くの鉄道書籍では、
必ず五島慶太氏に触れています。
しかし、今作では慶太氏を語らないことにしました。
なぜなら、彼にまつわる数々のエピソード、
銀座線をめぐる攻防や大東急を築いた物語は、
却って東横線の実像をぼかしているからです。
彼を語らないことで見えたもの。
それは他の本では見えてこなかった
東急東横線のもう一つの側面でした。
電車が好きな人も、そうでない人も
渋谷が好きな人も、そうでない人も
東京が好きな人も、そうでない人も
いまを生きて、同じ空気を吸う全ての人に
この本を贈ります。
「美しい時代」がなにか、一緒に見に行きませんか?
渚沙野電車区
長沢 佳
「五島慶太を語らない」
本作のコンセプト
bottom of page